ABOUT

新しいものを買う、で完結する生活は物足りない。

じゃあ、“物足りる生活”って、なんだろう。

私たちにとってそれは、「あるものを活かし、工夫していくこと」だと思っています。
新しい “モノ” をただ増やすのではなく、今あるものに新しい “価値” を与えていくような。
これまでつまらない、古いと思われていたものが、見方を変えるだけで生き返るような。
そんな生活を “豊か” だと思えるような暮らしをつくってみたい。
これが、私たちの根っこにある想いです。

そのためには、色んな人の力を借りなければなりません。
ひとりではつくれないものも、みんなでならつくれるかもしれない。
ひとりでつくる完璧さより、多少いびつでも、みんなでつくった方を大切にしたい。
ただ格好のいいものを生み出すのではなく、どれだけたくさんの思いを込められたか、そのことを忘れずにいたいのです。

震災から10年目を迎える、2020年。
ただ消費するだけではない豊かな生活を、ふるさと福島で実現したい。
震災後を生きる私たちの「生き方のステイトメント」として、そんな場づくりを目指します。

Buying new things is not enough to make our life truly better.

Then, what is needed?

“Pay attention to the things what you already have” is one of the answer for us.
Even the things regarded as boring and old, it may come back to life just by changing our perspectives.
We believe that giving new value to the things by changing our perspectives is the most effective attitude to make our life “rich” in a real way.

Also, we need a lot of help to realize this ideal life.
Even if it seems impossible to be accomplished by only ourselves, but it could be possible by gathering ideas from various people.
So we always cherish “Process” rather than “Perfection”.

On the 10th year since the earthquake occurred in 2011, we open guesthouse Nafsha to rebuild “true rich life” in Fukushima.
This is our statement to live after 3.11, the whole new beautiful era.

2020.12.29
淡路島のArt&Cafe Nafshaに捧ぐ/ To Art & Café Nafsha in Awaji
guesthouse Nafsha owner　Akira & Misato